鍵職人・玉置恭一さんはどんな人?鍵屋になるには?

テレビ東京「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」
にご出演されている、玉置恭一さん。

腕あるの職人さんはとても魅力的です。
鍵職人という特殊な仕事で、
テレビまで出演されるのですから、
本当に大したものだと思います。

目次

  1. 鍵職人・玉置恭一さんはどうして鍵職人になったの?
  2. 鍵職人になるには?どうしたらいいの?

1.鍵職人・玉置恭一さんはどうして鍵職人になったの?

玉置恭一さんのプロフィール
・1977年7月30日生まれ
・大阪府出身
・血液型O型
「ジャパンベストレスキューシステム株式会社」の社員です。

玉置恭一さんが、鍵業界に入ったのは
ご本人のブログ(生活救急車「ミスター開けゴマ!」玉置恭一のブログ)
によりますと、22歳の時です。

漫画喫茶の店長をしており、
見ていた求人誌に大手鍵会社の募集が出ていたそうです。

「これは面白そう。」と面接を受けたそうです。

長髪を切り落とし、玉置恭一さん本人としては
「面接OK」な外観にしたそうですが、
まだまだ甘かったとのこと。

無造作な外見について、
面接をした所長さんに
一時間説教されたそうです。

「鍵屋の仕事は、お客さんの安全を任される
重要な仕事や。」

「今の君やったら
こいつで大丈夫か?思われるで。」

面接は絶対落ちたと思ったそうです。

ところが、数日後所長から電話があり、
履歴書の写真をきちんとした外見に取り直し
採用となったそうです。

玉置恭一さんは、この面接を人生のターニングポイントと書いています。

いい話です。

筆者も人生を大きく変える出会いがいくつかありました。
良き影響を与えてくれた、友人、先生には感謝したいです。

玉置恭一さんのブログを拝見しましたが、
ところどころに鍵職人の現場の話、
哲学的な話もありました。興味深かったです。

2.鍵職人になるには?どうすればいいの?

さて、鍵職人になるにはどうしたらいいのでしょうか?
現在は鍵職人に弟子入りするより、
専門学校でまず養成講座を受講するそうです。

日本鍵師協会の「鍵師養成7日間講習」ですと、13万8000円です。
内容は

  1. 錠前・鍵の基本構造と技術の基本
  2. 合鍵製作とキーマシン操作
  3. 自動車のロック機構と開錠
  4. ピンシリンダーから磁石錠までシリンダーのすべて
  5. 開錠のメカニズムとシリンダー組み替え技術
  6. 金庫ダイヤル錠の構造と開錠技術・防犯カメラ
  7. 金庫開錠、車開錠訓練と営業方法等です。

これだけでも「まだ基本」でしょうから、中々大変です。


さらに、鍵師技能検定試験というものがあります。
日本鍵師協会が実施しており、二級と一級があります。

受験料は二級12000円。一級20000円。
18歳以上で原則として日本国籍を有し、前科の無いものが受験できます。

二級合格すると、「二級鍵師登録」できます。
一級を受験することができます。
一級を合格すると、「一級鍵師登録」できます。

ただし、技術を身に着けても、経験がものを言います。
また営業力が必要となりますから、
就職支援をうけて、まずは鍵業界の会社員になり、
腕を磨いていくのが良いようです。

まとめ

いかがだったでしょうか。職人になるのは一朝一夕にはいきませんね。
筆者も電車の運転士をしていましたが、職人気質の世界でした。

運転も天候、込み具合、アクシデントに左右されますので
経験が何より大切でした。

そんな職人の世界で道を究めている
玉置恭一さんは素直にすごいと思います。

読んでいただきまして、ありがとうございました。

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