イノシシはどのくらいの距離泳げる?ゾウは?ウサギは?

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イノシシは都会以外に住む人にとっては、わりと身近な動物だと思います。

筆者は電車の運転士をしておりましたが、
運転中「並走」したことが何度かありました。
(一番多いのは鹿でしたが)

イノシシの困った点は、やはり農作物被害です。
筆者の父の家庭農園も、食われてしまいました。
農家の方にとってはもっと深刻な問題でしょう。

農林水産省の平成28年度の統計では、
イノシシの全国農作物被害総額は51億円ということです。

さて、最近イノシシの農作物被害が離島でも広がっています。
駆除してイノシシが生息して居ないはずなのにどうして?

本土から「泳いで」渡ってくるようです。

目次

  1. イノシシはどのくらい泳げる?距離は?
  2. ゾウはどのくらい泳げる?どこで見られる?
  3. ウサギは泳げる?ジミーカーター・ウサギ事件とは

1.イノシシはどのくらい泳げる?距離は?

泳ぐイノシシ 出典 YOMIURI ONLINE 2016年12月27日(高松海上保安部提供) https://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/ graph/article.html?id=20161226-OYTAI50015

私には意外でしたが、イノシシは泳ぎが得意だそうです。
海外では「Good Swimmer」と呼ばれています。

デンマークでは豚ウイルスを防ぐために、
ドイツとの国境に70キロのフェンスを整備しました。

ところが「Good Swimmer」のイノシシは、楽々と海からやってきてしまうのです。
「8千万デンマーククローネ(約13億5千万円)が無駄になった。」
「まったくイノシシのことを何もわかっちゃいないぜ。」(地元猟師談)
政府は非難を浴びることになりました。


兵庫県淡路島南部から4キロほど離れた小島、
沼島でもイノシシ被害が広がっています。

もともとイノシシがいなかったのに、淡路島からの4キロを泳いで来るのです。
瀬戸内海の小豆島や他の離島でも同様の被害が出ています。

小豆島・ 出典:うどん県旅ネット  https://www.my-kagawa.jp/photo/10000828

さらに、長崎県壱岐市では、はるばる対岸の糸島半島から
30キロ!泳いでイノシシが渡ったと思われる農作物被害が出ました。

30キロとなると、走ってでも大変な距離です。

かつて私が運転中目撃したイノシシは
体重が軽く100キロはありそうでした。
あの重量で、これだけ泳げることが不思議でなりません。

30キロ程度泳ぐ目撃例は、他にも多数あります。
そんなイノシシにとって数キロ泳いで島に渡ることは
簡単なことなのでしょう。

2.ゾウはどのくらい泳げる?どこで見られる?

ほとんどの哺乳類は泳ぐことができるそうです。
巨大なゾウも例外ではありません。

ゾウは3トンもの体重ですが、水中では浮力があり楽なようです。
長い鼻をシュノーケルのようにして呼吸するそうです。

アフリカゾウの記録では48キロ、6時間泳ぎ続けたものがあります。

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あの巨体で水中を泳ぐ様をぜひ見てみたいものですね。

では海外に行かないと見られないのでしょうか?

なんと静岡県富士サファリパークでは、ゾウの泳ぎを見ることができます。
深さ3メートル、全長65メートルの巨大水槽でアジアゾウが泳ぐのです。

気分ゾウ次第ですので、タイミングが良くないといけません。

「ゾウの泳ぎ」の公開は暑い期間のみになります。
2018年は6月15日ばから9月いっぱいまででした。

きっと非日常のゾウさんの姿に癒されることでしょう。

3.ウサギは泳げる?ジミー・カーターウサギ事件とは?

大抵の哺乳動物は泳げると記しました。
犬も「犬かき」で有名ですね。
猫も、水は嫌いですが泳げるようです。

では筆者の好きなウサギはどうでしょうか?
あまりイメージが湧きませんが、泳げるようです。

もちろん好んで泳ぐわけではないようです。


ウサギの泳ぎについて面白いエピソードがあります。
ジミー・カーターウサギ事件」(Jimmy Carter rabbit incident) です。

1979年4月20日、故郷ジョージアで、
当時の米国大統領ジミー・カーターは、一人でボートに乗って釣りをしていました。

そこに猟犬に追われたウサギが、
ボートに向かって泳いできたのです。

必死のウサギは狂暴そうでした。

もう少しで追いつかれそうになり、
パドルでウサギに水を浴びせ、追い払いました。

ジミー・カーターウサギ事件のウサギ 出典・https://ja.wikipedia.org/wiki/ジミー・カーターウサギ事件

カーターの周りの人間は
「ウサギが泳げるわけないだろ!」
「そんな恐ろしいウサギがいるのか?」誰も信じなかったそうです。

四か月後、ホワイトハウス報道官ジョディ・パウエルは
AP通信記者に、この出来事を話しました。

翌日から通信社はこの話題で持ちきりとなりました。
「殺人ウサギ(killer rabbit)に大統領襲わる!」とはやし立てました。

ウサギが小型のかわいいものではなく、ヌマチウサギという
足の長い大きなものだったので、大統領も驚いたのでしょう。

アメリカンジョークのB級ニュースです。
じわじわくるネタ話だと思います。


さて泳ぐ動物イノシシ・ゾウ・ウサギについて記してみました。
筆者が子供のころ飼っていた犬も、
夏に近所の川で上手に泳いでいました。
(今では泳ぐことのできない川となりましたが)

動物の運動能力にはたびたび驚かされます。

読んでいただきましてありがとうございました。