世界最大のイカとして知られるダイオウイカ。
日本、ヨーロッパの大西洋、ハワイ、小笠原諸島などで
発見されています。
深海に生息するため、生きた個体の研究が難しく
いまだに生態は謎に包まれています。
この記事ではダイオウイカの大きさ、寿命、味をまとめました。
目次
- ダイオウイカの大きさは?最大どのくらい?
- ダイオウイカの寿命はどのくらい?
- ダイオウイカの味はどうなのか?
- タコは最大どのくらいの大きさか?
1.ダイオウイカの大きさは?最大どのくらい?

https://ja.wikipedia.org/wiki/ダイオウイカ
ダイオウイカは世界最大級の「無脊椎動物」です。
日本で発見された例では、体長6.5メートルです。
マイクロバスくらいの長さですね。
体重は200キロ程度です。
これまでに世界では最大・体長17.5メートル
体重1トンのものが発見されています。
電車一両が20メートルですから、
尋常な大きさではありません。
筆者も小学生でダイオウイカの存在をしったとき
「都市伝説」のたぐいかと勘違いしたほどです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ダイオウイカ
ちなみに最大体重の無脊椎動物は
ダイオウホウズキイカで、
体重は500キロの個体もあります。
「脊椎動物」最大はシロナガスクジラで
体長は25~32メートルで、
体重は200トン!です。
桁がちがいますね。
ダイウオウイカの特徴として、巨大な目玉があります。
大きさは直径25センチです。

出典 wikipedia
サッカーボールが19~22センチですから
もはや不気味でさえあります。
深海に対応するため、網膜に視細胞がつまっており
わずかな光も認識することができます。
2.ダイオウイカの寿命はどのくらい?
ダイオウイカの寿命は5年、
研究者によっては2、3年と言われています。
発見された個体が少ないため、
まだ確定されていません。
大きさの割にに寿命は短いと感じます。
ダイオウイカの卵は1ミリですから、
わずかな期間に巨大化するということです。
我々の食卓に身近な
スルメイカは寿命が1年です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/スルメイカ
3.ダイオウイカの味はどうなのか?
2014年富山湾で体長6.3メートル、体重130キロの
ダイオウイカが水揚げされました。
これを地元の水産加工業者がスルメにし、
炭火焼にして市場のイベントでふるまいました。
塩漬けに2日、塩抜きに2日、
乾燥に2日、1日寝かせて、
さらに乾燥に2日と、10日ほどの手間がかかったそうです。
体重はわずか6.3キロに干上がったということです。

http://www.hamatsune.jp/surume.html
さて、苦労してできた
ダイオウイカスルメの味はどうなのか?
加工業者によると「おいしくない」そうです。
まずくはないそうですが、
次も食べてみようという味ではないということです。
それでも、スルメ加工により、
アンモニア臭が抜けているので「食べられる」。
刺身だと、アンモニアの匂いが
きつすぎて食べられないそうです。
4.タコは最大どのくらいの大きさか?
無脊椎動物イカとくれば、次はタコですね。

出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ミズダコ
タコ類最大のミズダコの大きさは
体長3~5メートルです。
体重は10~50キロになります。
最大のもので体長9.1メートルの個体が
発見されています。
ダイオウイカに比べれば小さいですが、
全身に筋肉が多く、力がたいへん強いです。
大きなものでは、サメを攻撃して
死亡させた例もあります。
知能も高く、瓶のふたを開けたり、
形を記憶したり、迷路を脱出することが
確認されています。
なんだか、イカよりタコのほうが一枚
上手な感じが致しました。
以上ダイオウイカの大きさ、寿命、味についてまとめました。
読んでいただきましてありがとうございました。