世界最大のイカとして知られるダイオウイカ。
日本、ヨーロッパの大西洋、ハワイ、小笠原諸島などで
発見されています。
深海に生息するため、生きた個体の研究が難しく
いまだに生態は謎に包まれています。
この記事ではダイオウイカの大きさ、寿命、味をまとめました。
目次
- ダイオウイカの大きさは?最大どのくらい?
- ダイオウイカの寿命はどのくらい?
- ダイオウイカの味はどうなのか?
- タコは最大どのくらいの大きさか?
1.ダイオウイカの大きさは?最大どのくらい?
ダイオウイカは世界最大級の「無脊椎動物」です。
日本で発見された例では、体長6.5メートルです。
マイクロバスくらいの長さですね。
体重は200キロ程度です。
これまでに世界では最大・体長17.5メートル
体重1トンのものが発見されています。
電車一両が20メートルですから、
尋常な大きさではありません。
筆者も小学生でダイオウイカの存在をしったとき
「都市伝説」のたぐいかと勘違いしたほどです。
ちなみに最大体重の無脊椎動物は
ダイオウホウズキイカで、
体重は500キロの個体もあります。
「脊椎動物」最大はシロナガスクジラで
体長は25~32メートルで、
体重は200トン!です。
桁がちがいますね。
ダイウオウイカの特徴として、巨大な目玉があります。
大きさは直径25センチです。
サッカーボールが19~22センチですから
もはや不気味でさえあります。
深海に対応するため、網膜に視細胞がつまっており
わずかな光も認識することができます。
2.ダイオウイカの寿命はどのくらい?
ダイオウイカの寿命は5年、
研究者によっては2、3年と言われています。
発見された個体が少ないため、
まだ確定されていません。
大きさの割にに寿命は短いと感じます。
ダイオウイカの卵は1ミリですから、
わずかな期間に巨大化するということです。
我々の食卓に身近な
スルメイカは寿命が1年です。
3.ダイオウイカの味はどうなのか?
2014年富山湾で体長6.3メートル、体重130キロの
ダイオウイカが水揚げされました。
これを地元の水産加工業者がスルメにし、
炭火焼にして市場のイベントでふるまいました。
塩漬けに2日、塩抜きに2日、
乾燥に2日、1日寝かせて、
さらに乾燥に2日と、10日ほどの手間がかかったそうです。
体重はわずか6.3キロに干上がったということです。
さて、苦労してできた
ダイオウイカスルメの味はどうなのか?
加工業者によると「おいしくない」そうです。
まずくはないそうですが、
次も食べてみようという味ではないということです。
それでも、スルメ加工により、
アンモニア臭が抜けているので「食べられる」。
刺身だと、アンモニアの匂いが
きつすぎて食べられないそうです。
4.タコは最大どのくらいの大きさか?
無脊椎動物イカとくれば、次はタコですね。
タコ類最大のミズダコの大きさは
体長3~5メートルです。
体重は10~50キロになります。
最大のもので体長9.1メートルの個体が
発見されています。
ダイオウイカに比べれば小さいですが、
全身に筋肉が多く、力がたいへん強いです。
大きなものでは、サメを攻撃して
死亡させた例もあります。
知能も高く、瓶のふたを開けたり、
形を記憶したり、迷路を脱出することが
確認されています。
なんだか、イカよりタコのほうが一枚
上手な感じが致しました。
以上ダイオウイカの大きさ、寿命、味についてまとめました。
読んでいただきましてありがとうございました。