ハリケーンランプとは?値段はいくら?使い方と燃料は?日本製はある?

ハリケーンランプとはハリケーンランタンとも言われ
「嵐の中でも消えない」ランプを意味します。
アウトドア人口の拡大により、持ち運びできるコンパクトさ、
古風なデザイン・耐久性が評価され、売り上げを伸ばしています。
この記事ではハリケーンランプの燃料・芯・使い方・値段についてまとめました。

【目次】
1.ハリケーンランプとはどんなランプ?
2.ハリケーンランプの使い方と燃料
3.ハリケーンランプの値段はどのくらい?日本製は?

1.ハリケーンランプとはどんなランプ?

ハリケーンランプ・フリー画像

ハリケーンランプは持ち運び式のランプです。
下部はオイルタンクで燃料を入れます。
炎を包む部分は「ホヤ」と呼ばれるガラスで出来ています。
炎は直接外気に触れず、ガラスの両側の「取っ手部分」で空気を通気し燃焼します。
このため、雨や風の影響を受けにくいのです。

使い勝手が良く、電灯に圧倒されるまで世界各地に普及していきました。
ハリケーンランプが現在の構造に至ったのは約100年前の1920年頃です。
言い換えれば100年前の構造を残しているアンティークランプなのです。

2.ハリケーンランプの使い方と燃料

フリー画像

使い方は簡単で、オイルタンクの注油口から8分目で灯油を入れます。
芯に燃料が浸透するまで待ち、火をつけます。
炎量はレバーによる芯の上げ下げで調節します。

燃料は灯油を使用します。
匂いの気になる方は、パラフィンオイルを使うようです。

虫よけ成分のハーブの入った便利な燃料も売られています。
(臭いの少ないパラフィンオイル2ℓ)
芯は綿で出来ています。平芯と呼ばれ、きしめんのような形です。
(1/2インチは約12ミリ)
芯の幅は、2分芯・6mm・4分芯・12mm・5分芯15mm・7分芯21mmです。
幅が広いほど明るくなります。
7分芯で本が読める程度ですから、用途を検討して購入したほうが良いと思います。
メインではなく、補助的な雰囲気づくりの明かりと言えます。

燃焼時間は、明るさとタンク容量によって違います。
短いもので12時間。長いもので25時間くらいです。

一回の給油で、炎は二晩ほど持続します。(夜のみ使用)
タンク容量は300ml程度ですから、
1ℓ100円もかからない灯油を使用すれば、燃費は一晩15円程度と言うことになります。
重量は軽いもので200グラム。重いもので1キロ近いものまで様々です。

3.ハリケーンランプの値段はどのくらい?日本製は?

コストパフォーマンスの良い雰囲気づくりに最適な「ハリケーンランプ」
値段はどのくらいでしょうか?
Amazonでは一番安い価格帯で千円台です。想像よりかなり安いですね。
口コミをチェックすると、やはり電池を使用したLEDランプと、本物の炎は全く存在感が違うようです。
お金はかけたくないが試してみたい方は、ここから入ると良いですね。

1万円を超す、高級ランプは、欧米製の一流メーカーものが多いです。
デザインも伝統に裏打ちされたもので、「逸品」を求める方には最適です。

では「日本製」の高級ランプはあるのでしょうか?

日本では現在、大阪府八尾市の別所ランプ(WINGED WHEEL)が唯一のメーカーです。
1924年創業。需要の盛衰を乗り越え30代別所由加さんが代表取締役となっています。

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価格帯は1万円から3万円。オンラインで販売も行っています。
人生ずっと大事に使用していきたいランプをお求めならこちらも検討したいですね。

以上ハリケーンランプについてまとめました。
読んでいただきましてありがとうございました。