こんにちは。羽印堂 左院です。
2017年10月受験の日本語教育能力検定試験を合格しました。
しかし四十代で、日本語教師は未経験です。
そこでスキルのない僕は、少しでも就職を容易にするため
TOEIC受験をすることにしました。
【目次】
- TOEICとは何か?
- TOEIC勉強は何をすれば良い?
- おすすめのTOEIC暗記法は?
1.TOEICとは何か?
TOEICには、Speakingテスト、Speaking&Writingテスト、
Bridge テストがあるのですが、
一般的にTOEICといえば、「TOEIC Listening&Reading」テストを指します。
受験料は5725円、インターネットやコンビニ端末で申し込むことができます。
年10回行われ、会場は全国約80都市です。
問題はリスニングが45分100問、リーディングが75分100問です。
全てマークシートで、リーディングの問題量が多いのが特徴です。
合格、不合格の試験ではありません。獲った点数に価値のある試験です。
満点は990点です。就職に有利なのは750点以上といわれますが、
なにしろ四十路転職なので800点を目指すことにしました。
2.TOEIC勉強は何をすれば良い?
チェンマイに滞在しながら、2018年3月の試験に向け
1月よりTOEICの勉強をはじめました。
さて、TOEICでは一体何を勉強すればよいのでしょうか?
さっぱりわかりませんでした。
まず公式問題集を、時間を計って解いてみました。
リスニングのポイントは?
リスニングは、セブに語学留学したため、耳が慣れており、
疑問詞(what,who,when,where,howなど)
に気を付けていれば半分は出来ました。
この点は有利だと思いました。
問題内容はビジネスの打ち合わせ、注文など、あきらかに傾向があります。
とにかく練習問題を多く解けばよいと思います。
→問題のパターンに慣れること
→耳が慣れること
→自分の取りたい点数レベルの単語を覚えていること
がポイントです。
僕は公式問題集を何度も解きました。
問題文のナレーターが本番同様なのも良かった点です。
リーディングは何を勉強すれば良い?
リーディングの公式問題集を解いたとき、全く時間が足りませんでした。
かといって無理に速く読もうとすれば
内容が全く把握できません。
①単語力の不足
②問題傾向に慣れていない
③文法問題に弱い
④今までに読んだ英文量が少なすぎる
この4点が問題点だと思いました。
①単語力強化はどうする?
定評のある
「新TOEIC TEST出る単特急金のフレーズ」(著者・TEX加藤)を使いました。
→TOEICに特化した単語集です。1000語が収録されています。
TOEICの問題に接すれば接するほど、
いかにこの単語集が傾向をついているか、よくわかりました。
②問題傾向に慣れるにはどうする?
③文法問題強化にはどうする?
「新TOEICテスト 文法問題でる1000問」(著者・TEX加藤)を使いました。
TOEIC問題に多いパターン(ビジネス・契約など)がわかります。
文法問題も、大学受験以来忘れていた、
過去分詞にする、動名詞がくる・・。などのパターンを押さえることができます。
解説が簡潔で要点を得ていて、素晴らしいと思いました。
まずは、この本のような、TOEICに特化した問題集を
一冊徹底的に覚えてください。
そうすると、問題、文法の傾向もわかりますから、
次に何をすればいいかが分かってきます。
さらに、公式問題集を三冊やりました。実際の問題になれることは重要です。
④英文に慣れる
TOEICの問題文に慣れることも重要ですが、
英字新聞を毎日読むのもおすすめです。
(大変ですから全部でなく興味のある数記事だけ)
チェンマイのお気に入りカフェには英字新聞もありました。
タイの情勢も知ることができ一石二鳥でした。
日本なら、図書館においてあることが多いですね。
①まず、辞書を使わず、少し速めに記事を読む
②辞書を使い、ゆっくり読む
の繰り返しです。
面倒であれば、わからない単語全てを調べる必要はありません。
内容が把握できれば良いのです。
3.おすすめのTOEIC暗記法は?
ここで僕が昔から、良いと思っている暗記法を記します。
語呂合わせ、呼吸法、自己暗示とか、速読とか
いろいろ若き頃、手を出しました。
しかし、結局一番良いと思ったやり方は「繰り返して浸透」です。
地味ですが効果あります。
① まず覚えたい本を、じっくり読まず、
内容が把握できる程度に、流し読みする。
(一日で一冊でも良いし、一日で3分の1でも、各人のペース)
② 読み切ったら2回目、3回目と毎日続ける(ここは重要)
③ 暇や、余裕のある時に、わからないところをよく読んで理解する。
この①から③のひたすら繰り返しです。
地味でしょう!
ポイントはじっくり読むのは、時々で
いつもは流し読みすること。
ただし初めから終わりまで、ということです。
しかし、これを5回ないし10回やっていくと、
効果がわかると思います。
だんだん知識が浸透してくるのです。
一回二回見ただけで覚えちゃうよ!という天才は素敵です。
そうでない僕のような方は、ぜひ試してくださいね。
なお、リラックスできる、音楽(歌は無いもの)やアロマ併用も
効果はあると思います。
まとめ
・問題はリスニングが45分100問、リーディングが75分100問
→全てマークシートで、リーディングの問題量が多いのが特徴
・満点は990点・就職に有利なのは750点以上からといわれる
→ハローワークの海外求人でも、750点以上を掲げているところがありました。
・TOEIC特化した、単語集・問題集を仕上げる
→まずはベースとなる「TOEIC単語」をしっかり覚えておくこと
「新TOEIC TEST出る単特急金のフレーズ」がおすすめ
・リスニングは耳をならす
・文法問題はTOEICに特化したものを多く解く
→「新TOEICテスト 文法問題でる1000問」がおすすめ
・おすすめの暗記法は「繰り返し浸透」
→何回もその本を初めから終わりまで読む
●筆者は2018年3か月の勉強の末、クアラルンプールでTOEICを受験しました。
結果まで3週間待機の日本と違い、追加料金を払えば40分で結果がもらえます。
●結果は825点でした。当初の目標800点を超えましたので、一旦TOEICの勉強は終了。再就職活動を始めました。
同じ年の夏から、ベトナムで日本語教師をしております。
●でも・・・やはり900点越えは目指したいと、心に誓っています。
皆さんも地道に、自分の目標をクリアしてくださいね!
読んでいただきましてありがとうございました。