こんにちは。羽印堂 左院です。
日本語教師となる為
2017年10月に、「日本語教育能力検定試験」を受けました。
(12月下旬合格通知を受け取りました。)
次のステップは就職を容易にする為
英語力を高めることです。
2017年11月から12月までセブ島に語学留学しました。
【目次】
- セブ島・語学学校での毎日はどんなもの?
- どんな人が留学に来ているの?
- セブ島の治安は大丈夫?
1.セブ島・語学学校での毎日はどんなもの?
僕の通った学校では、宿舎は歩いて5分のアパートでした。
ワンルームで、冷房付き。
バスタブはなく、ホットシャワーのみです。
バスタオルはありました。
洗濯はフロントに頼めば有料でやってくれます。
部屋は古びていましたが、清潔でした。
ただ、食べ物を置いておくと
100パーセント蟻がやってきます。
屋上が食堂となっており、朝、昼、夜ここで食べます。
和食が提供されることもあり、味は良かったです。
ご飯のお替りも自由でした。
6時半ごろ起床・シャワーなどをします。
朝食はは7時過ぎからです。8時半ごろまで可でした。
紅茶もコーヒーも用意されており、
セルフサービスで何杯も飲めました。
9時から授業開始で、午前は3コマ(1コマ50分)あります。
ぼくはマンツーマンのみの一日4コマでしたので、
朝は2コマ目からでした。
気持ちに余裕が持てて、このカリキュラムで正解だったと思います。
電話ボックスより少し広いくらいのブースで、
マンツーマンで授業しました。
机はあります。
先生は慣れていて、文法の間違いがあるとすぐに訂正してくれました。
一日4時間のうち、文法はA先生、
読解はB先生、スピーキングはC先生、D先生と、
担当が決まっていました。
先生のレベルは高かったです。
マンツーマンで、英語を使うしかないので
リスニング、スピーキングは鍛えられました。
簡単な英文の問答を、覚え込むまで何度も反復しました。
昼食は、アパート屋上食堂です。
時々気分をかえて、近所のミルクティー屋に行きました。
安くて静かで、気分転換には良かったです。
午後は1時からまた2コマ授業。
1日6時間の方は、僕が終わってから更に1コマありました。
3時過ぎには学校を出て、授業後は歩いて行ける
ショッピングセンター、ロビンソンモールやマッサージに行きました。
セブ市内はマッサージが安いです。
1時間700円くらいです。
アパートに戻り6時過ぎに皆で食事です。
食事時間は8時ごろまでの間で自由でした。
屋上は夜10時まで解放され、
ここで復習をしたり、雑談している人もいました。
僕は1日4コマの授業でした。
6時間や8時間の方は、結構大変そうでしたので、
カリキュラムは、多少のゆとりを持たせたほうが良いと思います。
2.どんな人が留学に来ているの?
僕は18年間ローカル鉄道員でしたので、
毎日の景色、人間関係はどうしても同業者の枠内でした。
セブに行って学校で出会った人は全く違うカラーの人でした。
①定年リタイア組
二人のリタイアの方がいました。
一人は関西出身の元気の良い60代の女性でした。
中小企業の社長の奥さんということで、
生活には困らない感じの人でした。
セブには5年以上滞在しているが
英語は全然しゃべれないそうです。
本人曰く「授業はいっつも雑談でおわり。」
だそうです。
姉御肌の人で、休みのたびにどこか行っては
みんなにお土産をたくさんくれました。
もう一人は、退職後マレーシアで生活している男性の方でした。
いろいろ僕に気を使ってくれて嬉しかったです。
奥さんも娘さんも日本に置いたまま
クアラルンプールで生活しているそうです。
やはり英語力を上げたいということで、
熱心に毎晩屋上で勉強されていました。
② 転職待機組
20代から40代で、転職の間に留学したタイプです。
僕を含め4人でした。
30代の髭のカッコイイ兄ちゃんは
「前職の金融関係は給与は高かったけれど、多忙すぎた。」
外資系に転職したいということでした。
「使える英語力を手に入れたい。」
彼の志は高かったです。
努力家で1日8コマのカリキュラムをこなしていました。
20代のマレーシア在住の女の子は
不動産関係で働いていたそうです。
現地で転職したかったから、ということでした。
行動力が顔にあふれているような人でした。
③ 放浪組
当面正社員になるつもりはないが、英語を磨きたいというタイプ
3人いました。
30才間近のお兄さんは、コールセンターで働いて金を貯め、
セブにやってきました。
しばらくアジアを放浪して暮らしたいということです。
アウトローな感じはない、好青年でした。
穏やかで人柄で、よく僕の旅行や体調の相談にのってくれました。
他にも、マレーシア在住エンジニアで長期休暇中、
セブの語学学校を渡り歩いている女の子、10代の休学中の大学生などがいました。
皆留学期間はバラバラで、入学時期も違うので
メンバーはよく入れ替わりました。
人当たりの良い人が多かったように思います。
3.セブ島の治安は大丈夫?
セブ市内は、日本より治安が悪いです。(セブ島の田舎は大丈夫)
日が暮れてから、
空港からタクシーで
初めてセブ市内に来た時は驚きました。
コロンというダウンタウンを抜けていったのですが、
スプレーの落書きは多い、街灯は暗い
目のうつろな男が歩道で寝そべっている。
「来ちまったな・・・。」と思いました。
①ストリートチルドレンが多い
中心部のフエンテオスメーニャでも
歩道や、歩道橋で寝ている子供が多いです。
普段は何もしないのですが、時に何人かで囲み
ポケットに手を入れられて
財布やスマホを取られたりするそうです。
② 混雑したジプニーはスリに注意
セブには小型トラックを改造した、
乗り合いバスのジプニーが沢山走っています。
フィリピン人の先生曰く、
「ジプニーは日本人は乗っちゃダメ。」だそうです。
大抵の人は親切だが、たまに「おかしな人」が
乗ってくるそうです。
学校にあった過去の邦人被害ファイルには、
「ジプニーに乗車したところ…。」
スマホや財布をすられたり、カバンを切られたりの
事件がたくさん書いてありました。
留学当初は街の雰囲気に呑まれますので、
ジプニーに乗ってみたい方は、
気持ちに余裕が出てからにしてください。
日本人はやはり、タクシーに乗ったほうが良いでしょう。
セブにはぼったくりタクシーは少ないです。
もし、メーターを使っていなかったら
すぐに「プリーズ・ユーズ・メーター」と指さして言いましょう。
(それでも駄目なら、「ストップ!アイ・ゲット・オフ」と言いましょう)
③ 危ない場所には、いかなければ大丈夫
下町のコロンは昼間活気があって楽しいのですが、
夜になると、雰囲気が若干悪くなります。
中心部から近いマンゴーストリートも夜は危ないです。
怖いことは、一見何でもなさそうなのに、
突然犯罪がやってくることです。
フィリピンでは銃が溢れています。
(オスロブの宿の親父さんが自警団をやっていて
銃を見せてくれたことがあります。)
夜間出歩く際、頭の片隅に安全のアンテナを立てておきましょう。
④ 自分の身をまもる対策は?
やはり一番大切なことは危ないエリア、時間帯に出歩かないことです。
スリ対策は、
① 絶対に後ろポケットに財布を入れない
② 華美な格好をしない
→セブでは多くの人がサンダルでラフな格好です。腕時計も街中ではしないほうがいいです。
③ 持ち歩くお金は少なく
→安物の財布に少額入れていました。人前で多額の札は出してはいけません。
④ カバンは前側に持つ
→現地の人も前にしています。
⑤ ストリートチルドレンに近づかない
→積極的にかかわらないほうがいいです。
まとめ
セブのマンツーマン授業は、4コマが丁度いい
→頑張れる人は6コマも良いと思います。
留学する人は様々
→10代から60代までいました。メンバーの入れ替わりは多いです。
セブ市内の治安は日本より悪い
→危ない時間と場所に注意。スリにも注意してください。
セブ島留学は6週間で、リスニングはかなり良くなりました。
スピーキングも留学前よりスムーズになりました。
モアルボアルや、オスロブ、スミロン島などに旅行しました。
信じられないほど綺麗なビーチもありますので、
ぜひ訪れてください。