立川志らくさんはなぜ、テレビに出たのか?立川志の輔さんとの関係は?

ひるおび!やバラエティー番組で、すっかりおなじみの
立川志らくさん。

2017年から50代半ばにして、突如ブレイクした感があります。
そんな立川志らくさんの、
経歴とブレイクの要因についてまとめてみました。

目次

  1. 立川志らくさんのプロフィール
  2. 立川志らくさんは、なぜテレビに出るようになったのか?
  3. 立川志らくさん・立川志の輔さんの関係は?

1.立川志らくさんのプロフィール

出典 https://dze.ro/authors/shirakutatekawa

本名 新間 一弘(しんま かずひろ)
生年月日 1963年8月16日
出身 東京都世田谷区
師匠 立川談志(落語立川流)


立川志らくさんは、父がギタリスト、母が長唄と
芸人の両親から生まれました。

小学校のころから、落語好きの父が買った
落語のレコードや本に接したということです。

大学は日大芸術学部へ進学し、落語研究会に所属します。
1985年、大学4年のときに、同校OBである高田文夫さんの
紹介で立川談志に入門したのです。

高田文夫さんが、立川志らくさんを
「おまえ、面白いから落語家になっちゃえ!」と
立川談志さんに紹介したということです。

高田文夫の推薦なら間違いない、ということで
入門はすんなりと許されたそうです。

若いときから、やはりセンスがあったのでしょう。

ここで「立川志らく」を名乗りました


「志らく」はフランス大統領のジャック・シラクから来ています。

シラク大統領といえば、親日家で有名でしたね。

学生時代に「万葉集」!を読み、大の相撲好き。
駐日フランス大使館の重要任務は、
毎日大相撲の結果を大統領に報告すること・・。
愛犬の名前は「スモウ」など枚挙にいとまがありません。

「立川志らく」を名乗ったのは、
この「日本伝統芸能が好きな大統領」に
親近感を抱いていたからでしょうか?


1988年に、二つ目昇進、
1995年に、真打に昇進しています。

映画通として知られ、自らも映画監督をしています。
1997年に「異常暮色」で映画監督デビューを飾りました。

独演会では「シネマ落語」として
映画を脚色し、江戸時代の話にしたものを
演じています。

「ローマの休日」→「吉原の休日」
「危険な情事」→「ろくろ首の情事」
「素晴らしき哉、人生!」→「人情医者」・・等々

このあたりの発想が独創的で非凡だと思います。

2.立川志らくさんはなぜテレビに出るようになったのか?

立川志らくさんがブレイクしたきっかけは
「ひるおび!」のコメンテーター出演です。

辛口で、自分にの正直なコメントですから、
「偉そう」という声が多いですね。

自分で偉いとか上手いとか天才だとかは日本教に反している最も恥ずべき発言なのです。そう言わない、謙虚な人が評価されるのです。でも落語家とは人生の一番恥ずかしい部分を見せる芸能。自分で偉いと言っている、こんな馬鹿な奴がいるぞ、と世間に晒すのが落語家。まあこんな事を言ってもわからないね

とTwitterで記しています。

立川志らくのさんの中では、
筋の通ったポリシーがあると感じます。

さて、立川志らくさんが
テレビに出ることを決意したのはなぜでしょうか?

育ててくれた、談志師匠の望みを叶える「親孝行」だったのです。

数々のTwitterのつぶやきからは、
立川志らくさんの人情味を時に感じることができます。

今年一年、沢山の発見があり沢山の挫折もした。私の落語が崩れないのは数年前、ザゼンボーイズの向井秀徳がステージ上で言ってくれた言葉のおかげ。「落語は志らくだけ聴いとけばいいんだ」。

とも語っています。

芸に精進した50代の男にして
こういった弱い心情を吐露してくれるところは
とても素敵だと思います。

筆者は彼の「偉そう」な発言をこれからも聞きたいと思います。

3.立川志らくさん・立川志の輔さんの関係は?

出典 https://www.daily.co.jp

さて同じ落語立川流の、立川志の輔さんとの関係はどうなのでしょうか?

立川志の輔さんは1983年に入門していますから、
兄弟子になります。

立川志らくさんは「ダウンタウンなう」でこう語っています。

「私の中では尊敬しているんだけど・・・。」

「志の輔さんは私のことを『頭のおかしい奴』だと思って、この30何年間で会話したトータルは3分ぐらい」

3分とは驚きですね。

原因となったエピソードがあります。

ある時、立川志の輔さんが
「自分のやりたいことを抑え、お客さんの喜ぶことをやれば
テレビに出られる。」とアドバイスをくれたそうです。

ところが、立川志らくさんはこう返します。

「じゃあ、芸人を辞めます。私は自分のやりたいことだけをやって、結果的に売れれば良い。だから、兄さんのような生き方はできません」

それ以来、口をきいてくれなかったそうです。

お二人とも、信念をもって活動していらっしゃるのですから
どちらが良いとか悪いとかではないですね。

自分の軸がぶれないことは
大切な事だと思います。

立川志らくさん、辛口ではありますが、
人情もポリシーもある魅力ある方です。

これからも機知に富んだコメントを期待したいと思います。

読んでいただきましてありがとうございました。

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