暑い季節の涼味といえばやはりアイスクリームですね。
初めは固い食感でも、次第にぽたぽたと溶けていきます。
傾けたり、振ったりして完食する様は、それ自体が夏であります。
さて、アイスクリームの溶ける時間と温度はどのくらいでしょうか?
また運ぶ際、溶けにくい方法は?溶けないアイスとは?
まとめてみました。
【目次】 1. アイスクリームの溶ける時間と温度 2. アイスクリームを溶けにくい運び方 3.「溶けないアイス」に入れる材料は何? |
1. アイスクリームの溶ける時間と温度
アイスクリームの保存温度は-18℃です。
この温度以下であれば細菌の増える心配がなく、品質を保つことが出来ます。
アイスクリームの消費期限がないのはこの為です。
アイスクリームが固まるのは-15℃で、これより温度が高ければ溶けていきます。
アイスクリームは常温で10分まで保てると言われます。
もちろん真夏の屋外では更に短くなります。
また、コンビニのショーケースでは-20℃以下で保存され、
家庭の冷蔵庫より長持ちするようです。
ちなみに固いことで名を馳せる「新幹線アイス」は、
食べごろになるまで20分以上を要すようです。
2.アイスクリームの溶けにくい運び方
スーパーやコンビニで買ったアイスクリームを、長時間運ぶにはどうすれば良いでしょうか?
熱は、温度が「高い方」から➡「低い方」へ移動します。
従って高温の外気が、アイスにやってこないよう、低温の物でガードするのです。
温度の低いものは・・
ドライアイス(-79℃)
保冷剤(-10℃)
凍らせたペットボトルや氷の袋(0℃)などがあります。
ドライアイスは―79℃で気化すると、体積が750倍になります。
完全密閉すると破裂してしまいますので。くれぐれも気を付けてください。
上記のものを、アイスクリームと一緒に新聞紙やタオルでくるんで「空気の層」を作ります。
それを100円ショップなどで売っている、アルミ蒸着した保冷バッグに入れます。
これで家との行き帰り、差し入れなどは大丈夫でしょう。
3.「溶けないアイス」に入れる材料は何?
「溶けないアイス」を作るにはどうしたら良いのでしょうか?
「アイスが溶けてしまう温度を高く」すれば良いのです。
煮てどろどろになった「寒天」は、一度固まると70℃迄溶けません。
この性質を利用し、アイスの材料に寒天を混ぜると「溶けないアイス」が出来上がります。
食感は寒天が混ざった分、凍ったゼリーのようになります。
ざっくり氷の固い感じ、ゼリーの滑らかな感じが合わさった独特の食べ応えです。
数々の寒天アイスレシピがクックパッドなどに上がっています。
簡単に作れますので皆さんもチャレンジしては如何でしょうか?
アイスクリームが溶ける時間・温度、運び方、溶けない寒天アイスについてまとめました。
読んでいただきましてありがとうございました。